エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の家電4品目は、家電リサイクル法でリサイクルが義務づけられています。捨て方が決まっている分、迷うのは「どこに引き取りを頼むか」です。
頼み先の中心は、家電を買った店と、買い替える店です。そこでこの記事では、量販店5社の引き取りを比べます。ヤマダデンキ、エディオン、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ケーズデンキです。
比べる物差しは、買い替えと合わせるか、回収だけを頼めるか、運び出しの段取りです。リサイクル料金そのものは、メーカーが品目ごとに定める仕組みのため、店で差は出ません。差が出るのは、収集運搬の料金と、手続きの進め方です。
野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。いまは代理店開拓で中小企業の販路をつくる会社「コミッターズ」を経営しています。川口です。
量販店の引き取り、先に結論
先に結論です。5社とも、買い替えと合わせての引き取りが基本の形です。違いは、店舗網の広がりと、通販との組み合わせ方にあります。
- 近くの店で済ませるなら、店舗網の広いヤマダデンキが土台です
- 西日本の店舗網では、エディオンが身近な顔になります
- 都市部の店と通販を並べるなら、ビックカメラの形があります
- 配達と引き取りを同じ便に乗せるなら、ヨドバシカメラの形です
- 店で相談しながら買い替えるなら、ケーズデンキの形が合います
ヤマダデンキ
エディオン
ビックカメラ
ヨドバシカメラ
ケーズデンキ
つまり、比べる順番は、料金より先に段取りです。買い替えの品が決まっているかで、頼み方が分かれます。
5社を1社ずつ見る
ヤマダデンキ
ヤマダデンキは、全国の店舗網が土台の量販店です。買い替えの品を店で選び、その場で古い家電の引き取りを頼む形が組み立てやすくなります。
事務所の家電をまとめて入れ替えるような場面でも、近くの店が窓口になります。回収だけを頼めるかどうかは、品目と店舗で扱いが変わるため、先に確かめます。
エディオン
エディオンは、西日本を中心にした店舗網の量販店です。買い替え時の引き取りが中心で、地域の店が窓口になる形です。
西日本の会社や家庭では、身近な店として候補に入ります。フランチャイズ店では扱いが異なる場合があるため、店舗ごとの案内を見ます。
ビックカメラ
ビックカメラは、都市部の大型店が土台の量販店です。店頭の買い替えに加え、ネット通販の買い替えと引き取りを並べやすい形があります。
都市部の事務所では、通販で買い替えて、引き取りを同じ流れで頼む形が合います。対象のエリアと品目は、注文の画面で確かめます。
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラは、通販の配送網が土台の量販店です。新しい家電の配達と、古い家電の引き取りを、同じ便に乗せる形が特徴です。
配達と回収の日を分けたくない場合は、この形が段取りを簡単にします。大型の冷蔵庫など、運び出しの手間が大きい品ほど効きます。
ケーズデンキ
ケーズデンキは、店で相談しながら買い替える形の量販店です。あんしんパスポートのような、購入後の支援の仕組みを打っています。
処分の前に、直して使うか買い替えるかを店で相談したい場合は、この形が合います。引き取りの条件は、店舗の案内で確かめます。
料金の仕組みは5社共通、見る場所は運搬料
家電リサイクルの料金は、リサイクル料金と収集運搬料金の2つでできています。リサイクル料金は、メーカーが品目ごとに定めるため、頼む店で変わりません。差が出るのは、店が決める収集運搬料金です。
令和の総合商社のコラム「SDGsコーナーの歩き方」でも紹介しましたが、処分の話は、事業の側では、廃棄の記録と合わせて考える話です。事務所の家電を処分するときも、どの品を、いつ、どこへ出したかを残しておくと、あとの確認が楽になります。
なお、収集運搬料金の金額と、回収だけの扱いの有無は、店と地域で変わります。具体的な金額は、各社の公式ページと店舗で確かめてください(数値・要確認)。
選び方と、事業所の処分の相談先
選び方は、買い替えの有無から決めます。買い替えがあるなら、買う店に引き取りまで頼むのが基本です。買い替えがない場合は、買った店か、指定引取場所への持ち込みと比べます。
事業所の家電や什器の入れ替えでは、処分の段取りと、新しい設備の販路が絡む場面もあります。事業所の入れ替えの組み立てで迷う場合は、コミッターズの60分無料相談でご相談いただけます(コミッターズへのお問い合わせ)。
量販店の引き取り、今日からできる最初の一歩
今日できる一歩は、処分する家電のメーカーと品番を控えることです。リサイクル料金はメーカーと品目で決まるため、この控えがあると、5社のどこに聞いても話が早く進みます。
年末の大掃除は、処分の段取りが決まると進みます。買い替えの店を決めることが、そのまま引き取り先を決めることになります。
合わせて読みたい
SDGsと処分まわりの読み物です。コーナーの歩き方と合わせて読むと、事業所の処分の考え方が見えてきます。
「SDGsコーナー」の歩き方。SDGsで事業がどう変わるかと、事業に合う取り組みの選び方
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お金の学び(ウハウハ高等学校):家の屋根の太陽光は、電気をいくらで売れる?2026年度の住宅用の買取価格
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筆者の記事:川口忠大のnote
蓄電池を知る(ENERGY BANK):系統用蓄電池メーカー比較|法人が製品・導入支援・保守を同じ条件で見る方法
導入先を比べる:系統用蓄電池の低圧・高圧比較|法人が費用と接続条件で選ぶ方法
お金の面を読む:系統用蓄電池の充電コストを読む|調達契約と託送料金
情報サイトのトップ:ENERGY BANK(系統用蓄電池の情報サイト)
運営元:コミッターズ
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