この記事の流れ
- コーポレートコネクションズ(CC)とは、先に結論
- コーポレートコネクションズ(CC)とは、どんな会か:1業種1社とフォーラムの仕組み
- コーポレートコネクションズ(CC)とは、費用と参加の形
- コーポレートコネクションズ(CC)の裏話:公開情報で見る両面
- コーポレートコネクションズ(CC)とは、向く人と向かない人
- コーポレートコネクションズ(CC)、参加前に確かめること
- BNI のビジター見学のご案内
コーポレートコネクションズ(CorporateConnections®、略称CC)は、経営者コミュニティの中でも対象をかなり絞った会です。年商5億円以上の会社の役員クラスでなければ入口に立てず、会費も表には出ていません。
そこでこの記事では、コーポレートコネクションズとは何か、仕組みと費用の「分からない部分」も含めて、公式情報から整理します。
野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。いまは代理店開拓で中小企業の販路をつくる会社「コミッターズ」を経営しています。川口です。
コーポレートコネクションズ(CC)とは、先に結論
まず、公式情報から確認できた範囲で、結論を並べます。
- まず、2005年に米国で設立されたエグゼクティブコミュニティです。世界33か国に展開し、参加者は2,000人以上のエグゼクティブと公表されています。
- 次に、日本では2018年に立ち上がり、会員は200〜250人規模です(運営側のメディアインタビュー)。東京・名古屋・大阪・京都・福岡などにチャプターがあり、2026年には北海道初の札幌1も発足しました。
- さらに、対象は所属組織の売上高が年商5億円以上(GAAPベースでUS$500万以上)の事業主・起業家・パートナー・Cレベル役員で、入会には審査があります。
- 最後に、会費の金額は公式では非公開です。参加者の発信では「年会費100万円を超える」との声がありますが、公式に確認できる金額ではありません。
コーポレートコネクションズ(CC)とは、どんな会か:1業種1社とフォーラムの仕組み
同じ部屋に競合が入らない「1チャプター1業種」
CCの設計で目立つのは、1つのチャプターにつき1業種(バーティカル)1社のみ、という排他ルールです。同じ部屋に直接の競合が入らないため、事業の具体的な話を出しやすい、という考え方です。
これは、紹介を仕組み化した経営者コミュニティBNIと同じ型の設計です。CCは、その型のまま対象を年商5億円以上の役員クラスに絞った「上位版」として語られることが多い会です。
中核はフォーラムと、年10回以上のミーティング
チャプターミーティングは年10回以上開かれ、世界各地のチャプターの会合にも参加できます。会員体験の中核とされるのが「フォーラム」で、守秘と信頼を前提にした少人数のピアグループです。
このほか、年1回のGlobal Leadership Summit(世界大会)、専門家シリーズのCC Talks、専用のオンラインプラットフォームがあります。
コーポレートコネクションズ(CC)とは、費用と参加の形
会費について、グローバル公式FAQ・日本公式サイト・国内チャプターの公式サイトのいずれにも、入会金・年会費の金額は掲載されていません。つまり、公式では金額非公開です。
審査基準についても同様で、属性や会社の売上などで審査されることまでは公式に書かれていますが、詳細は定例会にゲスト参加した後に案内される形式です。つまり、金額も基準も「まずゲストとして場を見てから」という順番になっています。
第三者情報として、参加者のnote記事では「年会費も100万円を超える」と書かれています。ただし、これは参加者個人の発信(記事公開時点の内容)で、公式に確認できる金額ではありません。検討する場合は、ゲスト参加の場で現行の金額を直接確かめる前提で読んでください。
参加の形は、ゲスト参加が入口です。入会条件に満たない経営者でも単発のゲスト参加ができる場合がある旨が参加者の発信にありますが、ゲスト参加費の金額は確認できていません。

コーポレートコネクションズ(CC)の裏話:公開情報で見る両面
運営側が前面に出すのは「人脈づくりではない」という言葉
運営側の公開インタビューでは、「ビジネス上の利益や人脈づくりだけが目的ではない」という説明が繰り返されています。「年商5億円の経営者が、年商100億円の経営者にプライベートな悩みを相談することもある」と、フォーラム的な内輪の相談文化を価値の中心に置いています。
対象の絞り込みと金額の非公開は、この「選ばれた者同士の内輪の場」という設計と一体です。オープンな交流会とは、最初から思想が違います。
日本ではまだ「できていく途中の会」
日本での開始は2018年で、今回紹介しているような世界的ネットワークの中では歴史が浅い部類です。札幌1のように新しいチャプターの発足が現在進行形で続いています。
これは両面あります。新しいチャプターは業種の枠が空いている可能性があり、初期メンバーとして入れる余地がある。一方で、チャプターごとの成熟度には差が出やすい時期でもあります。「CC全体の評判」ではなく、「自分の入るチャプターの実態」で判断すべき会です。
コーポレートコネクションズ(CC)とは、向く人と向かない人
向き不向きの分かれ目(公式情報をもとにした筆者の整理)

| 項目 | 向く人の姿 | 向かない人の姿 |
|---|---|---|
| 規模 | 年商5億円以上の会社の役員クラス | 売上規模が基準に届かない |
| 競合 | 競合のいない部屋で具体的な話をしたい | 同業者とも広く交流したい |
| 費用 | 金額は個別案内で確かめればよい | 公式の料金表がないと決められない |
コーポレートコネクションズ(CC)、参加前に確かめること
- 自社の売上が基準(年商5億円以上)を満たしているか、審査の観点は何か
- 自分の業種の枠が、入りたいチャプターで空いているか
- ゲスト参加の場で、会費の現行金額と更新条件を直接確かめること
なお、経営者交流会やコミュニティは、会ごとに設計が大きく異なります。経営者交流会の選び方の記事では、頻度・入り方・続けやすさの軸で他の会と比較しています。まず全体像を掴んでから、個別の会を検討する順番がおすすめです。
BNI のビジター見学のご案内
筆者は、BNI の東京NEリージョン、BRIDGET(ブリジット)チャプターに所属しています。1チャプター1業種という設計の元になった型は、BNIの記事もあわせてご覧ください。
経営者交流会の実態や選び方については、みんなの企業新聞でも筆者の記事で紹介しています。人脈形成を目的にしたマッチングサイトの使い方
※本記事は、公式サイト・公式発表・公開されている記録をもとに整理したものです。会費の金額は公式では非公開のため、第三者の発信に基づく記載にはその旨を明記しています。最新の内容は公式にご確認ください。