この記事の流れ
- パッションリーダーズとは、先に結論
- パッションリーダーズとは、どんな会か:セミナーと部会で回る仕組み
- パッションリーダーズとは、費用と参加の形
- パッションリーダーズの裏話:公開情報で見る両面
- パッションリーダーズとは、向く人と向かない人
- パッションリーダーズ、参加前に確かめること
- BNI のビジター見学のご案内
経営者団体には、紹介や商談を仕組み化した会もあれば、学びと交流を中心に据えた会もあります。パッションリーダーズは後者の代表格で、規模の大きさと会費の分かりやすさが目立つ団体です。
そこでこの記事では、パッションリーダーズとは何か、仕組みと費用、公開されている記録をもとに整理します。会費は公式サイトと会則に金額が明記されているため、その内容を正確に紹介します。
野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。いまは代理店開拓で中小企業の販路をつくる会社「コミッターズ」を経営しています。川口です。
パッションリーダーズとは、先に結論
まず、公式情報から確認できた範囲で、結論を並べます。
- まず、一般社団法人パッションリーダーズが運営する経営者団体です。代表理事は近藤太香巳氏(株式会社NEXYZ.Group 代表)です。
- 次に、2011年4月18日、東日本大震災の直後に第1回セミナーを開いて発足しました。
- さらに、会員数は約7,000名(公式公表値)で、「会員数、活動数、女性会員比率の3つの日本一」を公式に掲げています。
- 最後に、会費は入会金55,000円、年会費132,000円(いずれも税込)で、公式サイトに金額が公開されています。
パッションリーダーズとは、どんな会か:セミナーと部会で回る仕組み
月1回の定例セミナーが柱
活動の中心は、月1回の定例セミナー(パッションリーダーズセミナー)です。経済産業省の後援で開催され、全国定例会もあります。拠点は北海道、東北、関東(東京)、東海(名古屋)、関西、四国、九州の全国7拠点で、名古屋が2012年に初の地方支部として発足してから各地へ広がりました。
セミナーのほかに、ビジネスマッチングや起業サポート、ビジネスコンテスト、アカデミー(オンライン含む)があります。趣味でつながる部会(ジョギング、グルメ、ゴルフなど)もあり、仕事以外の接点が多い作りです。開催はリアルとオンラインのハイブリッドです。
地方支部では、3〜4か月に1度は代表理事である近藤氏本人の講演や二次会への参加が組まれています。「代表と直接会える」ことが、地方会員向けの価値として公式に打ち出されている点は、この会らしいところです。
拠点の規模や顔ぶれは地域ごとに異なりますが、定例セミナーを軸に、部会やアカデミーで接点を増やしていく設計は全国で共通しています。月に何度も例会がある会ではなく、月1回の大きな場に、多様な接点を重ねていく作りです。
入会の条件と区分
入会条件は「起業家精神を持った経営者」であることで、「経営者」の定義は社長・取締役・執行役員以上とされています。入会には理事会の審査があります。個人事業主は面談のうえ入会でき、学生起業家や外国人経営者も歓迎と公式に明記されています。
区分としては、起業志望者向けの「アントレプレナー会員」、従業員を登録できる「エース」といった派生の形もあります。
パッションリーダーズとは、費用と参加の形

会費は公式サイトに金額が明記されています。入会金は55,000円(税込、入会時一括)、年会費は132,000円(税込)です。
年会費の払い方は選べます。一括払いか、分割(初回66,000円+7か月目から月11,000円×6回)で、総額は同じです。公式は「月11,000円だけ」という打ち出し方をしています。
この会費のほかに、イベントごとの参加費が実費でかかります。公式では無料〜10,000円の範囲と案内されており、懇親会は6,000円程度の例が多いとされています。参加費の幅が公式に示されているため、追加でかかる費用の見通しは立てやすい部類です。
従業員を登録する「エース」は、入会金無料で1名あたり月11,000円(税込)・1年契約です。
注意点は更新の扱いです。2年目以降は更新月に自動更新・自動決済となり、会員期間中の休退会・返金は受け付けない旨が会則に明記されています。金額が読める分、更新条件も入会前に読んでおく必要があります。
パッションリーダーズの裏話:公開情報で見る両面
会則で「他団体への勧誘」を禁止している
公式の会則を読むと、「他の異業種交流会や経営者団体への勧誘」を禁止する定めがあります。ネットワークビジネス関係者の入会禁止とあわせて、会員の引き抜きや営業行為への線引きが、会則のレベルで明文化されているのです。
交流会では「他会の勧誘を受けて困った」という声は珍しくありません。その線引きを口約束ではなく規約に書いている点は、経営者団体の中でも特徴的です。
返金不可・自動更新も、会則で先に読める
返金不可や自動更新といった、入会後に知ると揉めやすい条件も、会則に明記されています。厳しい条件ではありますが、入会前に規約が公開されていて読めるという透明性は、むしろこの会の性格を表しています。
発足は震災直後だった
発足の経緯も公開されています。2011年4月18日、東日本大震災の直後に「こんな今こそ経営者の団結が必要」として立ち上げられました。創設者が上場企業の現役社長であることもあり、規模の大きな「学びと結束」の場として設計されてきた団体だと言えます。
パッションリーダーズとは、向く人と向かない人
向き不向きの分かれ目(公開情報をもとにした筆者の整理)

| 項目 | 向く人の姿 | 向かない人の姿 |
|---|---|---|
| 規模 | 7,000名規模の横のつながりが欲しい | 少人数で深く付き合いたい |
| 費用 | 月11,000円換算で始めやすいと感じる | 自動更新・返金不可が気になる |
| 姿勢 | 学びと交流の両立を求める | 紹介・商談の仕組みが欲しい |
パッションリーダーズ、参加前に確かめること
- 自動更新のタイミングと、退会の手続き・締切
- 自分の拠点の活動頻度と、参加できるペース
- 他団体への勧誘禁止など、会則のルールと自社の営業スタイルの相性
なお、経営者交流会やコミュニティは、会ごとに設計が大きく異なります。経営者交流会の選び方の記事では、頻度・入り方・続けやすさの軸で他の会と比較しています。まず全体像を掴んでから、個別の会を検討する順番がおすすめです。
BNI のビジター見学のご案内
筆者は、BNI の東京NEリージョン、BRIDGET(ブリジット)チャプターに所属しています。紹介を仕組みとして持つ会の形は、BNIの記事もあわせてご覧ください。
経営者交流会の実態や選び方については、みんなの企業新聞でも筆者の記事で紹介しています。人脈形成を目的にしたマッチングサイトの使い方
※本記事は、公式情報・公開されている記録をもとに整理したものです。金額は出典時点のもので、最新の内容は公式にご確認ください。