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2026.11.05 更新 2026.11.08
交流会・団体紹介

BNIの会員数ランキング|公式に確認できる範囲で見る、チャプター規模の実像

最大233名のチャプターと、最小9名のチャプター。同じBNIという看板を掲げながら、その規模には25倍以上の開きがあります。では、大きいチャプターに入れば紹介は増えるのか。小さいチャプターは不利なのか——。この問いに答える前に、知っておくべき前提があります。BNIの「会員数ランキング」は、公式には公開されていないのです。

この記事では、BNIジャパン公式とリージョン公式、そして会員有志の調査という、確認できる範囲の数字だけを使って、チャプター規模の実像と、規模の階級の仕組みを整理します。そのうえで、経営者がチャプターを選ぶときに規模をどう判断材料にすべきかを書きます。

まず前提:公式の全国ランキング表は存在しない

BNIジャパンは、国全体の統計は公表しています。しかし、全国401チャプターを会員数の多い順に並べた公式ランキング表は公開されていません。各チャプターの人数は時期によっても変動するため、「いま日本で何番目に大きいチャプターか」を公式に断定することはできない、というのが正確なところです。

そこで本記事では、出典と時点がはっきりしている数字だけを拾い、「確認できる範囲での規模ランキング」として並べます。数字の並びを見るときは、出典と時点をセットで見てください。

日本全体の規模:401チャプター・13,074人

BNIジャパン公式の統計(2025年9月〜2026年9月の期間)では、日本国内のチャプター数は401、メンバー数は13,074人です。単純に割り算をすると、1チャプターあたり平均約33人という計算になります。

この1年間で交わされた紹介(リファーラル)は114万件超、メンバー同士の紹介によって生まれた売上は約1,454億円超と公表されています。世界全体では11,800以上のチャプターに355,000人超のメンバーがいる計算で、日本はその中でも大きな市場の一つです。

ただし、平均約33人という数字はあくまで全体の平均です。実際のチャプターの顔ぶれは、次に見るように大きなばらつきがあります。

リージョンで見る:東京N.E.は平均48名で日本最大

地域単位(リージョン)で公表されている数字では、東京N.E.リージョンの規模が際立ちます。同リージョン公式の実績表示によれば、25チャプター・1,205名が所属し、チャプターの平均サイズは48名で「日本最大」とされています(いずれも2026年9月末現在)。

全国平均(約33人)と比べると、平均で1.5倍近い人数です。さらに、50人以上のチャプターが7つあることも公表されています。そして同リージョンには、後述する世界最大級のチャプター、トレスステラ(233名・2026年9月末現在)が所属しています。

東京都内の分布:最大251名・最小9名(有志調査)

もう一つ、分布の実像をつかめる資料があります。BNI会員有志がまとめた東京都内チャプターの調査(note掲載、2025年1月現在)です。これによれば、東京都内には99チャプター・総会員数3,584名があり、最大のチャプターは251名、最小は9名でした。

交流会や経営者団体への参加についての相談は、令和の総合商社で受け付けています。 お問い合わせページからご相談ください。

有志による調査であり、時点も2026年9月末現在の公式数字とはずれます。そのため「最大251名」と「トレスステラ233名」のどちらが大きいかは、時点と調べ方が違う以上、単純には比較できません。ただ一つ確実に言えるのは、同じ都内でも9名のチャプターと200名を超えるチャプターが同居しているという、分布の広さです。平均値だけを見て「BNIはだいたい30人くらいの会」と考えると、実像を見誤ります。

サイズの階級:ダイヤモンド/ダブルダイヤモンド

BNIには、チャプターの規模を表す階級の呼称があります。「ダイヤモンド」、そして200名を超える規模のチャプターに与えられる「ダブルダイヤモンド」です。トレスステラは、このダブルダイヤモンドに位置づけられています。

つまりBNIの世界では、会員数は単なる人数ではなく、チャプターの格を示す指標として扱われています。200名超という水準は、公式にも認められた「別格の規模」だということです。

では、大きいチャプターは「良い」のか

ここからが経営者としての判断の話です。結論を先に言えば、規模の大きさは優劣ではなく、自社の商売との相性の問題です。

大きいチャプターの強みは接点の多さです。200名の会であれば、定例会で顔を合わせる経営者の数も、そこから枝分かれする人脈の範囲も桁違いに広がります。ただし、BNIは1業種1名制です。大きなチャプターほど人気の業種は埋まっている可能性が高く、そもそも自分の業種に空きがあるかどうかが先に立ちはだかります。また、人数が多い分、一人ひとりと関係を深めるには相応の時間と通い方が必要になります。

一方、小さいチャプターには小さいなりの強みがあります。全員の顔と商売が見える距離感で、紹介の中身も「誰に・何を」が濃くなりやすい。発言やプレゼンの機会も回ってきやすく、立ち上げ期のチャプターであれば、初期メンバーとして会の文化づくりに関われる面もあります。逆に、業種の顔ぶれがまだ揃っていない段階では、紹介の量そのものは限られます。

交流会や経営者団体への参加についての相談は、令和の総合商社で受け付けています。 お問い合わせページからご相談ください。

大事なのは、人数を「紹介の質と量」の代理指標として鵜呑みにしないことです。自分の顧客層と会のメンバー構成が重なるか、自分の業種に空きがあるか、定例会の時間帯と場所が事業の動きと合うか。規模はその次に見る数字です。会員数は入り口の情報であって、入会の決め手ではありません。

規模の数字を読むときのチェックポイント

公表されている人数を判断材料として使うなら、次の順序で見ると実態に近づけます。

規模は、あくまで会の「設計と現在地」を知るための数字です。最終判断は、見学で会った人たちの顔ぶれと、自分の事業との噛み合い方でするのが経営者として自然な順序でしょう。

筆者の見方

BNIの会員数をめぐる数字は、公式統計・リージョン公表値・有志調査と、出典ごとに姿が違います。それでも共通して見えるのは、「平均33人」という一つの数字では語れない、大きなばらつきのある世界だということです。

筆者もBNIのBRIDGETチャプターで活動していますが、数字の大小よりも、そのチャプターのメンバー構成と自分の事業がどう噛み合うかのほうが、紹介の実感としてははるかに大きいと感じます。チャプター選びで迷ったら、まず見学で実際の人数と顔ぶれを自分の目で確かめること。それが一番確実な「ランキング」の読み方です。

経営者交流会の全体像や他の会との違いは、みんなの企業新聞の記事でも整理しています。あわせてご覧ください。

筆者が活動するBNI・BRIDGETチャプターについて

筆者は、BNIのBRIDGETチャプターで活動しています。BRIDGETチャプターの定例会は、毎週火曜日の夜19時から開催しています。紹介の仕組みを実際に見てみたい方は、見学も可能です(見学は2回まで)。興味がある方は、川口までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

※BNI公式の全国チャプター別ランキング表は公開されていないため、本記事の数字は出典・時点の異なる公開情報の組み合わせです。最新の人数は各チャプター・各リージョンの案内でご確認ください。

あわせて、みんなの企業新聞の記事「EOの会費はいくらか|入会金・年会費の公式金額とチャプターで変わる総額の考え方」もご覧ください。

徳億会とは?

徳億会は、株式会社いかしあい隊が運営する月例の経営者交流会です。着席型の食事会の形式で、「徳を積み重ねる本物の経営者の集い」を掲げています。徳億会会員の費用は、入会金110,000円・月会費36,300円・年会費435,600円(いずれも税込、公式表記)。ビジター参加の費用は回によって異なるため、最新の案内は株式会社いかしあい隊の公式サイトでご確認ください。

ATM会とは?

ATM会は、徳億会と同じく株式会社いかしあい隊が運営する月例の経営者交流会です。立食型の形式で、名前は「A=明るく、T=楽しく、M=前向きに」に由来します。いかしあい隊会員の費用は、入会金55,000円・月会費11,000円・年会費132,000円(いずれも税込、公式表記)。ビジター参加の費用は回によって異なるため、最新の案内は株式会社いかしあい隊の公式サイトでご確認ください。

交流会への参加・見学に興味のある方は、こちらからお問い合わせください。内容を確認のうえ、ご案内します。

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