この記事の流れ
- REAL VALUE CLUBとは、先に結論
- REAL VALUE CLUBとは、どんな会か:番組と連動する仕組み
- REAL VALUE CLUBとは、費用と参加の形
- REAL VALUE CLUBの裏話:公開情報で見る両面
- REAL VALUE CLUBとは、向く人と向かない人
- REAL VALUE CLUB、参加前に確かめること
- BNI のビジター見学のご案内
経営者コミュニティの中でも、REAL VALUE CLUBは入り方がかなり変わっています。申し込めば入れる会ではなく、テレビ番組のような公開の場で「本物かどうか」を判定されるところから始まるからです。
そこでこの記事では、REAL VALUE CLUBとは何か、仕組みと費用、公開されている記録をもとに整理します。なお、会費は公式ページに金額の記載がありません。報道等で伝えられている金額は、その旨を明記して紹介します。
野村證券のリテール営業で全国約7,000名中1位を4度。いまは代理店開拓で中小企業の販路をつくる会社「コミッターズ」を経営しています。川口です。
REAL VALUE CLUBとは、先に結論
まず、公式発表や報道から確認できた範囲で、結論を並べます。
- まず、株式会社REAL VALUE(本社:東京都港区)が運営する、招待・審査制の経営者コミュニティです。
- 次に、母体は経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」です。堀江貴文・三崎優太・溝口勇児の3名が2024年に始めた番組で、コミュニティはその番組から生まれました。
- さらに、参画する経営者は170社以上と発表されています(2026年2月時点のプレスリリース)。
- 最後に、会費の金額は公式では非公開です。報道では最上位層の年会費が1,000万円と伝えられていますが、公式ページに金額の記載はありません。
REAL VALUE CLUBとは、どんな会か:番組と連動する仕組み
入会の入口は「番組で認められること」
モデルプレスの報道によると、入会の流れは2段階です。まず、プレゼンターとして番組「REAL VALUE」に出演し、自社が「本当の価値を提供する」ものであると堀江・溝口・三崎の3名に認められること。次に、認められた上で年会費を支払うことです。
番組では、3名が事業を「REAL」か「FAKE」かで判定します。全員から「REAL」が出れば、特別枠として1,000万円が免除されるとも伝えられています。つまり、入会審査そのものが、公開コンテンツになっている設計です。

会員は「経営フェーズ」で4つに分かれる
2026年2月の発表で、会員区分は四階層になりました。成熟・拡大フェーズの経営者が集う最上位の「PRIME」、成長フェーズの「STANDARD」、若手経営者の挑戦層「GROWTH」、学生を対象にした「STUDENTS」です。階層ごとに会費や提供内容が異なる、とされています。
活動の中身は、少人数の会食や相互紹介ミーティング、アドバイザリーボードによる月次のオンライン講義、投資家・金融機関との接続など、5つの領域で設計されています。コンテンツ動画は月2〜4回配信され、アーカイブが見放題だとも報じられています。
運営が掲げるビジョンは「この国を、もう一度、挑戦者に」、ミッションは「経団連を影響力で超える」です。交流会というより、メディアと一体になった経営者の経済圏、という位置づけです。
REAL VALUE CLUBとは、費用と参加の形
会費について、公式LP(realvalue.inc/club)に金額の記載はありません。つまり、公式には非公開です。
一方で、モデルプレスなど複数のメディアは、最上位層について「年会費1,000万円」と報じています。入会した企業の代表が、自社の発信で「年会費は1,000万円」と明記した例もあります。ただし、これは報道や当事者の発信にもとづく金額で、公式に公表された料金表ではありません。四階層になった現在は、階層ごとに会費が異なるとされており、PRIME以外の金額は公表されていません。
参加の形も、一般的な交流会とは違います。誰でも申し込めるわけではなく、番組への出演・審査を経るか、招待を受けるかが入口です。まず番組を見て、審査の空気を確かめるところから始まる会だと言えます。
REAL VALUE CLUBの裏話:公開情報で見る両面
審査では「取る側」が落とされる
運営に関わる人物の発信では、「価値の共創」という本質に立脚し、「Taker志向の方々には参画をご遠慮いただいている」と明言されています。審査は徹底した体制で行われている、とも書かれています。
創設者の三崎優太は「尊敬できる本物の経営者だけを集めた」と語り、堀江貴文は「ここでは本音で関われる」と発言しています。与える側であることが、入会の前提になっているわけです。
宣伝をしていないのに、希望者が絶えないという声
同じ発信では、番組放送以外のマーケティング活動はゼロでありながら、入会希望者が後を絶たない、とされています。会員数は2025年時点で60社突破と発信され、その後100社突破寸前と報じられ、2026年2月には170社以上と発表されました。番組の視聴者層が、そのまま入会希望者のプールになっている構造です。
「落ちる場面」も公開される覚悟が要る
入会審査が番組の判定と直結している以上、認められなかった場合の様子も、コンテンツとして公開され得ます。審査の透明性が高い反面、経営者としての評判をかけた挑戦になる、という側面は知っておくべき点です。
また、四階層への再編で、学生を含む入口層が設けられました。「選ばれた少数だけの会」という色は、構造としては薄まりつつあります。最上位のPRIMEと、入口のSTUDENTSでは、得られるものがかなり違うはずです。どの階層の話なのかを分けて見る必要があります。
REAL VALUE CLUBとは、向く人と向かない人
向き不向きの分かれ目(公開情報をもとにした筆者の整理)

| 項目 | 向く人の姿 | 向かない人の姿 |
|---|---|---|
| 姿勢 | 与える側・共創する側で入れる | 人脈や案件を受け取るだけが目的 |
| 発信 | 公開の場で判定されることに耐えられる | 評判を落とすリスクを取りたくない |
| 費用 | 年会費1,000万円級でも投資と判断できる | 費用の公式な裏付けがないと決められない |
REAL VALUE CLUB、参加前に確かめること
- 自分が対象になる階層(PRIME/STANDARD/GROWTH/STUDENTS)と、その会費
- 番組出演を経るのか、招待なのか、入口の形
- 公開の場で事業を判定されることに、自社として耐えられるか
なお、経営者交流会やコミュニティは、会ごとに設計が大きく異なります。経営者交流会の選び方の記事では、頻度・入り方・続けやすさの軸で他の会と比較しています。まず全体像を掴んでから、個別の会を検討する順番がおすすめです。
BNI のビジター見学のご案内
筆者は、BNI の東京NEリージョン、BRIDGET(ブリジット)チャプターに所属しています。紹介を仕組みとして持つ会の形は、BNIの記事もあわせてご覧ください。
経営者交流会の実態や選び方については、みんなの企業新聞でも筆者の記事で紹介しています。人脈形成を目的にしたマッチングサイトの使い方
※本記事は、公式発表・報道・公開されている記録をもとに整理したものです。会費の金額は公式では非公開のため、報道等に基づく記載にはその旨を明記しています。最新の内容は公式にご確認ください。