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2026.10.19

「代理店契約」のはずが、中身は「販売店」だった?契約の3つの型と、決めておくこと

#代理店契約#在庫#契約・外注#販売店
代理店ミニ劇場代理店ミニ劇場代理店?代理店?代理店?代理店?販売店?販売店?販売店?販売店?名前と中身が違うと、モメる名前と中身が違うと、モメる3つの3つの型!型!

「代理店になってもらう」。この一言、実はいろいろな意味で使われます。契約書の題名は「代理店契約」なのに、中身は「自分で仕入れて売る」販売店だった、というすれ違いは、小さな会社同士の取引でよく起こります。代理店に動いてもらうコツは、コミッターズのコラム「代理店を戦力化する方法」で書いています。

先に結論:契約には、大きく3つの型がある

3つを見分ける質問

この4つを聞くだけで、どの型かが、ほぼ決まります。お互いの認識が違うと、「在庫は引き取ってくれるはず」「いや、そちらで売り切るもの」というモメ事につながります。

代理店型・紹介型に近い
  • 契約するのは会社とお客さん
  • 在庫は代理店が持たない
  • 報酬は手数料・紹介料
販売店型に近い
  • 代理店が仕入れて、自分の名前で売る
  • 在庫リスクは代理店が負う
  • 売値は代理店が決められる

契約書で、最低限決めておくこと

  1. 1型を決める(代理店・販売店・紹介のどれか)
  2. 2担当する地域・商品の範囲と、独占か非独占かを決める
  3. 3手数料の率、支払う時期、支払い条件を決める
  4. 4解約の条件と、在庫・未払いの精算方法を決める
業種によっては、登録や許可が必要

保険、金融商品、人材の紹介など、分野によっては、代理や紹介を行うために登録や許可が必要です。「紹介料をもらうだけ」でも、分野によっては法律の対象になります。自社の商品が当てはまらないか、事前に確認しましょう。

同じ10万円の売上で、3つの型を比べる

10万円の商品が1つ売れたとします。型によって、手元に残るお金も、背負うリスクも、まったく違います(数字は例です)。

手元に残るお金は販売店型がいちばん大きく見えますが、在庫と売れ残りのリスクも、いちばん大きい型です。「どの型で、いくら残るのか」を、契約の前に数字で確認しておきましょう。

トラブルになりやすい、5つの場面

販売店型で「売値を指定される」のは、アリ?

販売店は、仕入れた商品を自分の名前で売る立場です。そこで、メーカー側が売る値段を強制的に決めてしまうのは、独占禁止法の面で問題になることがあります。「この値段以下で売らないで」と言われたときは、お願いなのか強制なのかを、契約書や取引の実態で確認しましょう。判断が難しい分野なので、迷ったら弁護士に相談してください。

よくある質問

Q. 契約書は、なくても大丈夫?
A. 口約束だけだと、型・手数料・終わり方の認識がすれ違いやすくなります。簡単なものでも、書面かメールで残しておくのが安全です。

Q. 独占契約にしたほうがいい?
A. 独占は、代理店にとっては安心ですが、会社にとっては他の販路をふさぐことになります。地域・期間・最低の販売量をセットで決めると、バランスが取りやすくなります。

ミニ事例:「在庫は引き取ってくれるはず」で起きること

たとえば、雑貨メーカーA社と、小さな販売会社B社が「代理店契約」を結んだとします(数字は例です)。代理店を増やしたいときの悩みは、コミッターズのコラム「代理店募集で応募が集まらない理由と対策」で取り上げています。

どちらも悪気はありません。契約書の題名より、中身の一文が効いてきます。「売れ残りの返品は、できるか、できないか」「できるなら、期限と条件は」を、最初に1行書いておくだけで防げる話です。

契約前に口に出して確認する、5つの一言

この5つを、メールで1通送って返事をもらうだけでも、後から「言った・言わない」になりにくくなります。口約束ではなく、文字で残すのがコツです。

まとめ:題名より、中身をすり合わせる

代理店契約は、題名よりも「誰が契約し、誰が在庫を持ち、どう報酬が決まるか」が大切です。契約を結ぶ前に、上の4つの質問を、お互いに口に出して確認してみてください。それだけで、あとからのすれ違いがぐっと減ります。

※一般的な解説です。個別のケースは顧問税理士・弁護士などの専門家にご相談ください。

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