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2026.10.19

10月に見直したい、小さな会社の5つのチェック(2026年版)

#チェックリスト#決算準備#節税・経費
今月の小ネタ今月の小ネタ10月の10月の10月の10月の見直し5つ!見直し5つ!見直し5つ!見直し5つ!全部やらなくてOK。当てはまるものだけ全部やらなくてOK。当てはまるものだけ2026年2026年版版

10月は、1年の後半戦の入り口。4月から数えて半年がたち、ルールが変わったり、見直しの区切りが来たりする時期です。今回は、0〜10人くらいの小さな会社が、10月に一度チェックしておきたいことを5つに絞りました。

全部やる必要はありません。「うちに当てはまりそう」なものだけ、拾ってください。

1. 4月に入社した社員の、有給の「基準日」

4月1日に入社した社員は、ふつう入社から6か月後の10月1日に、有給が10日付与されます(出勤率が8割以上の場合)。ここが、「年5日を取らせる義務」のカウントの出発点です。期限は、1年後の9月30日まで。

2. 輸出がある会社は、10月1日からの追加ルール

海外に売ると消費税は免税ですが、令和8年10月1日以後は、代金を「取引相手からの支払いであることが明らかでない方法」で受け取る場合、輸出許可書などに加えて、相手国の輸入許可書なども保存が必要になりました。

3. ランチ補助、上限が月7,500円になりました

令和8年4月1日以後の食事から、給与にならない会社負担の上限が、月3,500円から月7,500円に引き上げられました(税抜)。本人が食事の価額の半分以上を負担することが条件です。すでに補助を出している会社も、これから始める会社も、一度計算し直してみる価値があります。

4. メールで届いたPDFの請求書は、フォルダに入っていますか

電子取引のデータは、印刷だけでは保存したことにならず、データのまま残すのが原則です。半年分たまっていると、探すのが大変。10月に一度、まとめてフォルダに入れておくと、年末年始が楽になります。

5. 決算が近い会社は、利益の見込みと「備え」を

決算まで数か月になったら、そろそろ今期の利益の見込みを出す時期です。利益が出そうなら、倒産防止共済のような「経費にできる備え」が選択肢に入ります。ただし、解約して戻る分は所得になるので「消える」のではなく「先送り」。40か月以上掛けないと、全額は戻りません。

  1. 15つのうち、当てはまるものに印をつける
  2. 2いちばん期限が近いものから、1つだけ手をつける
  3. 3迷う項目は、顧問の専門家に質問を書き出して渡す
制度は変わります

ここで紹介したのは、2026年10月時点の内容です。細かい要件や数字は、国税庁・厚生労働省などの公式情報で、実際に使う前に確認してください。

業種・体制別:うちは、どれから見る?

人を雇っている会社
  • 1. 有給の基準日
  • 3. ランチ補助の上限
モノ・お金が動く会社
  • 2. 輸出の保存書類
  • 4. 電子取引のフォルダ
  • 5. 決算前の利益の見込み

両方に当てはまる会社は、まず1つだけ選んでください。全部を10月中に片づけようとすると、たいてい1つも終わりません。

なぜ、10月が「見直し」にちょうどいいのか

10月は、下半期のスタートです。3月決算の会社なら期末まで約半年あり、手を打つ時間がまだ残っています。12月決算の会社なら、年末調整や決算の準備が本格化する前の、最後の余裕のある時期です。「年末に慌てる」前に、仕組みだけ整えておきましょう。

15分で作る、やることメモ

  1. 15つの項目から、うちに関係するものに丸をつける
  2. 2丸をつけたものに、担当者と期限(今月中・今期中)を書く
  3. 3いちばん期限が近いものを、今日のカレンダーに予定として入れる
  4. 4終わったら、メモに日付を書いて保管する

メモは、紙でもスマホでも構いません。「いつ・誰が・何をやったか」が残っていることが、あとで自分を守ってくれます。

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専門家に聞くときの、3つの質問

顧問の税理士さんや社会保険労務士さんに相談するときは、「何か変わりましたか」と聞くより、次のように聞くと答えが具体的になります。

  1. 「うちの会社で、今年から対応が必要な項目は、どれですか」
  2. 「今期のうちに終わらせたほうがいいことは、ありますか」
  3. 「記録として残しておくべき書類は、何ですか」

聞くのは10分、準備は3行のメモで足ります。年末に慌てるより、10月に一度だけ立ち止まるほうが、ずっと気楽です。

まとめ:10月に1つだけ片づける

ルールの見直しは、「全部やろう」とすると、続きません。10月は、いちばん自分の会社に当てはまる1つだけを片づける。それだけで、年末の慌ただしさが、ずいぶん違ってきます。

※一般的な解説です。個別のケースは顧問税理士などの専門家にご相談ください。

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