税理士の探し方でつまずく個人事業主は、「どの税理士がいいか」から考え始めています。先に決めるのは探し方ではなく、自分の困りごとが税理士の仕事かどうかです。税の申告や決算は税理士、会社の登記や不動産の登記は司法書士、と専門家の種類が違えば、探す場所も費用の形も変わります。この記事では、相談先の種類の分け方から、探し方の手順、費用の見方までを順番に整理します。
探す前に、困りごとが「税理士の仕事」か分ける
税理士は、税務書類の作成や申告の代理、税金の相談を専門に扱う国家資格者です。日本税理士会連合会の案内でも、税理士は税務の専門家として位置づけられています。確定申告や決算、顧問契約、相続税の申告は税理士の領域です。
一方、会社設立の登記や不動産の名義変更、相続の登記手続きは司法書士の仕事です。日本司法書士会連合会が案内するとおり、司法書士は登記と裁判所へ出す書類の専門家です。借金や債務の整理も、司法書士や弁護士が窓口になります。

つまり「税金の計算と申告で困っているなら税理士」「登記や名義で困っているなら司法書士」が最初の分かれ道です。ここを間違えると、探し方以前の段階で遠回りになります。
税理士の探し方、4つの手順
種類が決まったら、探し方は次の順番で進めます。
1. 困りごとを一文で書く。「確定申告が不安」「顧問を変えたい」など、依頼の中心を決めます。範囲が決まれば、見積もりの取り方もぶれません。
2. 候補を出す。知人経営者の紹介、税理士会の相談窓口や検索、士業の紹介サービスが主な入口です。日本税理士会連合会のサイトからは、地域の税理士を探す案内も出ています。
3. 面談で確認する。自分の業種の申告を見たことがあるか、連絡の速さ、月々の報告の形を確認します。申告そのものは国税庁の案内に沿って進む手続きなので、「何をいつまでに用意するか」を具体的に言える相手かどうかが見どころです。
4. 見積もりで範囲を比べる。顧問料には月額と決算料があり、記帳を自分でやるか任せるかで変わります。金額だけではなく、含まれる作業の範囲で比べます。

費用の見方、安さだけで決めない
税理士の費用は、売上規模と取引量、依頼する作業の範囲で決まります。安い見積もりでも、決算だけの契約で月々の相談が別料金なら、年間の合計では高くなることがあります。逆に、月額に記帳や相談が含まれていれば、申告期の追加費用は抑えられます。見積もりでは「月額・決算料・含まれる作業・追加料金がかかる作業」の4点をそろえて比べます。
種類で迷ったら、診断で分けてから探す
「自分の困りごとが税理士向きか司法書士向きか分からない」という場合は、令和の総合商社の無料診断税理士・士業マッチング診断が使えます。簡易10問に答えると相談先の種類と合う紹介サービスが分かり、追加30問の詳細診断では項目別の分析も確認できます。診断はこちらからどうぞ。
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お金の基礎知識はENERGY BANKのコラムでも解説しています。税理士探しや開業の進め方で迷う場合は、令和の総合商社のお問い合わせからご相談ください。
出典
確認日:2026年11月7日。本記事は一般的な情報提供です。個別の税務判断は税理士へご相談ください。診断結果には広告・PRが含まれます。